水産物産地市場の品質・衛生管理とは?

水産物産地市場においては、安全で安心な水産物を消費者へ提供するための品質・衛生管理に対する取組みが求められています。
また輸出においては、輸出先国から高度な衛生管理が求められる場合があり、それに対応した衛生管理の取組が必要となっています。
各工程でどのような衛生管理がされているでしょうか。

(1)陸揚げ (2)選別 (3)陳列 (4)セリ・入札 (5)積込み
基本的な考え方 (1)水産物を扱う場所を清潔に保つこと (2)水産物の品質が保たれるように適切に扱うこと (3)水産物を扱う人が衛生管理を理解し実行すること
衛生管理のポイント!
品質・衛生管理高度化による経済波及効果
品質・衛生管理への積極的な取り組みが事業の拡大に繋がります

近年、水産物産地市場は国際化し、国内市場にあっては、海外からの品質・衛生管理の施された輸入水産物との競争を余儀なくされています。このような中、品質・衛生管理の徹底は、我が国の水産業界の皆様にとって、経営を持続、発展する上で、不可欠なことだと言えるでしょう。これを契機に、品質・衛生管理への取り組みに対して、積極的に行動することが将来にわたって利益を生み出し、ひいては我が国の水産業の競争力強化に大きく寄与していくことになるかと思われます。
ここでは、先行的な取り組み実績をもとに、産地市場における品質・衛生管理への取り組みが、どのような経済波及効果を生み出すのかについて、紹介いたします。

■ 水産物流通を取り巻く環境は変化しています!
■ 産地市場での品質・衛生管理高度化への取り組みのねらい
■ 品質衛生管理の取り組みは何をもたらすのでしょうか?!
■ 品質・衛生管理の高度化に取り組んでいる産地市場の声
 [参考]産地市場における経済波及効果の評価・分析

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